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ライターの宇野維正さん(@uno_kore)がtwitterで劇場版を賞賛していて気になっていたけど、近場で上映していないのでDVDを借りてTVアニメ版の方を観ている。今のところ第1巻まで観た。ただ僕はハノカゲ版のコミックを読んでいたので、あるキャラクターがとても気持ち悪い存在であることを既に知っている。だから正直に言ってこの作品に対してあまりいい印象を持っていなかった。

ただ実際にアニメを観ると、コミック版よりずっと印象が良かった。絵がしっかりしているし、日常の描写が楽しい。考えさせられる台詞も随所にある。内容のことはまだ第2話までなのであまり書くことがないけど、もっと絵柄の部分に自分は拒否反応を示すと思っていただけに好印象。意外と自然に見る事ができた。今まで見たアニメで比較すると「マクロスF」より全然楽に、そして「エヴァ」や「けいおん!」と同じくらい自然な感覚で見れた。以前と比較してアニメをずいぶん見るようになったけど、今でもずいぶん偏見を持っているのだと実感。アニメオタクの方々の偏見のなさは少し羨ましいくらい。

演出が良いという評判を聞いていたけど、確かにじーっと観てしまう作品だと思う。絵はいいし、本筋以外の部分では前述の通り考えさせられる台詞が随所に織り込まれているし、コメディもシリアスな部分も今のところ丁度いいバランス。熱狂的にハマるというほどではないけど、気持ちよく付き合えそう。

ただ僕は結末を知っているだけにもやっとしながら観てる。別に事前に内容を知ったことを後悔しているわけではない。むしろその部分を知っているからこそ、この作品に興味を持ったわけで。明日、2枚目を見る予定。感想は気が向いたら。