
まともがわからない(初回限定盤)
自分はそもそもゆらゆら帝国の音楽は最後のアルバムの『空洞です』しか通ってない上、坂本慎太郎の音楽に関する知識をまったく持たないので、前作『幻とのつきあい方』もそうだけど、こういう素晴らしい音楽を前にすると困ってしまいます。「いい」としか言いようがないです。ひたすら美しくて、気持ちいい音楽だと思います。
コンガとギターが基調のサウンドにピアノ、ホーンが加わりつつ、上品に抑制された感じがとても気持ちいいです。坂本慎太郎の歌詞には素敵だと思うことが多いのですが、今回の「まともがわからない」のサウンドの前では正直どうでもいいです。あまりに気持ちよすぎます。完成してます。坂本慎太郎の歌もまるで幽霊のように自由自在で本当に気持ちいいです。音楽は気持ち良ければ良いものだと思い出しました。Pitchforkなら何点つけるかな?きっと→(★10)
コメント
コメント一覧 (4)
坂本慎太郎さんの作る音楽はなんとなく敷居が高い気がして聴くのをためらってしまいます。
好みの問題もあるかもしれませんが、大人になったらわかる良さがあるんですかね
そうですね。年齢とともに音楽の嗜好は変わるとは思いますが、そもそも僕はフォークやジャズなど静かな音楽も好きだったので。
この曲の一音たりとも無駄がなく、ただひたすら美しい感じを説明するのは難しいです。いやなんでしょうね、例えばマイブラのようなノイズだらけの音楽も、ある意味無駄な音は一つないわけで。
あと歌詞にしても、例えばバンプの曲の小さな悩みが大きな流れを生み出すような世界観と、坂本慎太郎の中年のぼやきのような歌詞を比較しても仕方ないわけで。
美しさに理由を求めるのは難しいし、それが正しいのかもわからないです。
もっとたくさんの音楽に触れてみて、自分にとっての美しさを深めてみます。
お返事ありがとうございました
すみません。笑。