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Scale

 なんていうか細美武士がどの程度関わっているかがいまいちわからなくて、多分、楽曲コンセプトに関しては共同で、作詞・作曲に関しては細美武士が単独で作り、アレンジはFPMが担当したのだと思います。10ccの「I'm not in love」のサンプリングはおそらくコンセプトの段階で合言葉になっていたし、サンプリング自体もFPM側で最初から狙っていた気がするけど、なにせ確認しようがないから詳細は不明です。

 ですが個人的には良かったです。ハウス界隈のボーカルトラックは最近だと女性ボーカルか男性ラッパーに相場が決まっていたので、ロック界隈からこういうメロウな曲が生まれるのはおもしろいです。細美武士のコラボは僕の知る限りだとMIYAVIとの「SILENT ANGER」以来で、あちらはthe HIATUS直系の出来だったので、こういう楽曲が聴けて正直うれしかったのですが、でもどちらかというと「エルレをさっさとやってよ」という気持ちの方が強いので、最近の沈黙はそちらの方を虎視眈々と薦めていると勝手に解釈しています。どうせ次もハイエイタスで裏切られるのでしょうけど。


※2013-2-14 クレジットを見つけました。
作詞 Graham Keith Gouldman/Eric Michael Stewart/補作詞:Tomoyuki Tanaka/訳詞:Lynne Hobday
作曲 Graham Keith Gouldman/Eric Michael Stewart/補作曲:Tomoyuki Tanaka/Hiroshi Nakamura
細美武士はボーカルのみの参加だったみたいです。完全に読み違いました。