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Blak & Blu

 今年のFUJI ROCK出演者をチェックしていたら一目惚れしました。ブルース、ハードロックがメインで、Jack Whiteの後継みたいでカッコいいです。ただJack Whiteとはリズムが全然別物で、命を削るようにビートを刻むJack Whiteに対し、Gary Clark Jr.の演奏はじわじわと火をつける感じです。あとどちらかというと昔っぽいですねですね。

 ただどうもいくつかの音源を聴くと、この人はロックやブルースだけではなく、R&Bからソウルまで割と幅広くこなしていることがわかりました。困ったことにそちら側の「Things Are Changing」も相当いいのです。というわけで「器用貧乏になりそうだなー」と思いつつ、今更ながら要チェックですよ。アルバムもこれから聴くつもりです。去年の8月にリリースされた作品ですが知ることができてよかったです。フジロックに行く方は要チェックです。





 と、ここまで書いたあとに日本のワーナーミュージックのホームページを眺めていたら、原稿執筆当日に代官山でライブする予定になっていて、しかもあと10分でUstreamで中継されるというタイミングに遭遇しました。

 そしたら想像以上のハードロック、ブルース路線でした。「クラプトン?もしくはジミヘン?」というくらいギターソロのオンパレード。最初は「ちょっと日本向けに渋めにまとめてない?」と思ったのですが、想像以上に渋い展開が続くので過去のセットリストを調べたらどうもカバーをかなり演奏しているみたいで、「そっちの客層がメインなのか!」と腑に落ちた頃には既に2時間経過。でもラストのこの「Numb」は良かったです。オリジナル曲の方がずっと良かったですね。

ss
 というわけで、オールディーズに近いけど今っぽいブルース、ハードロックだと思います。やっぱり好きです。まあカバー曲を減らして「Things Are Changing」をやってくれたら文句無しでしたが。あとバンド、特にドラムが下手だから変えて欲しいですね。音源と比べて下手過ぎ。