
ねじまき
シンガーソングライター徳永憲が3/27にリリースした8thアルバム『ねじまき』に収録されている曲です。
正直、全然知らなかったのですが、最初見た時は「カジくん?」って思いました。とか書くとカジくんのファンに怒られそうで怖いし、全然音楽性も見た目も違うけど、それこそ渋谷系の頃の方だと思ったのです。でもデビューは1998年だし、YouTubeの紹介文には「オルタナ世代のシンガーソングライター」と書いてあるから、それこそ渋谷系以降、2000年代未満で世代的にはオルタナだなあと。しかも曲名が「大航海時代」で、アルバムタイトルが『ねじまき』ですから、もうこれは狙っているとしか思えないです。要はceroの「大洪水時代」と村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」が最初に頭に浮かびましたよ、って話です。
普通に思ったことは日常的なポップソングを歌えば凄くいいのに、どうして「大航海時代」なんて仰々しいタイトルをつけなければいけなかったのか?ということなのですが、歌詞が「舵を穫れ 君へ 君へ」ということなんですね。
あとアルバムのジャケットを書いているのが「セクシーボイスアンドロボ」の黒田硫黄です。徳永憲氏のことは一切知らなかったのですが、どうも脇を固める人というか、この人から思い浮かぶ人たちがあまりに有名すぎてアンバランスなのです。曲自体は凄くいいんですけど。好きです。ライジングで待ってます。
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