
★4
「耳が腐ってんの?」と言いたくなるくらい、良くない。まあ俺の耳が腐っている気がしないでもないけど、少なくても1stの方が20倍はかっこいいのでそっちを聴いたほうがいいよ。
1stで新しい志磨遼平の新しい追求したのに、今回はそこで獲得したものを9割放棄して今までの志磨遼平らしさが全開。だから毛皮のマリーズの時の印象に近い。「ゴッホ」のイントロは超かっこいいけど、あれが終わった瞬間、四畳半の貧乏暮らしに戻る感じがしてやるせなくなる。
毛皮のマリーズはバンドの完成度が低い分、歌が光っていた。その反動のせいか、ドレスコーズの1stはロックバンドとしてのフォルムを追求していた。きっとそれで満足したのだと思う。だから手癖でこういうアルバムを作った。でもそれなら毛皮のマリーズをやってくれって感じ。あとThe Birthdayのミドルテンポの曲に似たものが多くて萎える。もう解散すればいいのに。
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