僕はオウガの熱心なファンではないのですが、近年のオウガの音楽はおもしろいです。でも批判覚悟で書くけど、それでも8割の曲は難しいです。アレンジがサイケデリックに振切っているのでメロディーの良し悪しでしか判断できません。熱心なファンならアルバム単位で楽しめると思うけど、気の短い音楽ファンが手軽に楽しめるのはアルバムに1曲くらいだと思います。僕の場合、前々作『浮かれている人』では"タンカティーラ"、前作『homely』では"フェンスのある家"が好きでした。でも他の曲は曲名が一致しません。あと基本的に気怠いです。でも聴いている自分が落ちている時に聴くと不思議に癒されるのがオウガの音楽のいいところです。そのあたりの感覚が合えばハマると思います。
今回のアルバムで僕が好きだった曲は"夜の船"でした。本当にいいです。
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