img_594615_63504094_0amz
物語は、自分の父親に犯された少女(※名前忘れた)は、母親は死に、兄はその父を殺されて刑務所に入り、自分を売ることで生きてきた。彼女は常識を知らず、自らを愛すると言った悪いやつ(※名前忘れた)に拾われて、挙げ句殺されるものの、寸前のところで国の秘密機関に救われて超人になるという話。

薄幸そうな少女の声が林原めぐみっぽいと思ったら林原めぐみだった。その少女を救った知性を与えられた謎のネズミの声は所ジョージだと思ったら八嶋智人だった。

今、話題の原作者の冲方丁が気になって、以前マンガ版の方を読んだけどピンとせず、アニメ映画もチェックしてみたけど、やっぱりピンとしなかった。以下、理由を羅列。

  • 薄幸そうな少女が、はじめて自分をまともな人間としてくれる人物(※ネズミだけど)に出会ったけど、今までの彼女の境遇を考えると武器や力を与えられて、彼女の命を狙う集団に対して最小限の防衛程度の攻撃で済ませることができると考える知性あるネズミ("ウフコック"というネズミですね。思い出しました)の想定甘過ぎ。暴走は当然!

  • にもかかわらず、自分を愛してくれるウフコックに従順を誓う少女の健気さ、それは重度なサドな視聴者にはウケるかもしれないけど、どう考えてもピンチの場面はウフコックのミスだろ、これは!!

  • その大事な場面で映画終了。見所少な!

映画も良くないけど、原作の何が優れているのか、今のところピンと来ない。続きを見るより原作本を読んだ方がいい気がしてきたけど、物語の結末を知ってしまっているので多分読まないと思う。