
そもそもはライターの高橋智樹さんの呟きをみたのがはじまりでした。
そして仕事とは全然関係なく買ったのが柴田淳『あなたと見た夢 君のいない朝』。いま5曲目「恋人よ」まで聴いた時点で最高傑作の予感びしばし。それにしても最後にインタビューしたのが『ひとり』の時だからもう9年前か… (・∀・;)
— 高橋智樹さん (@tomokitakahashi) 2013年3月27日
それでハマりました。アルバムをリピートしています。今は某ノマドとはまったく関係ない「ノマド」と「朝靄」が好きです。「朝靄」は歌詞を深読みすると死にたくなるので注意が必要です。
しかし柴田淳がブレイクした頃、自分は鬼束ちひろを聴いていたので自然とスルーしてしまったのですが、彼女は我々鬼束ファンの夢みたいな存在だと思います。「もしちいちゃんが壊れなかったら・・・」と思いつつ、人間が壊れた判断についてはあくまで周りの人が勝手にするだけで、その人の本性とはまるっきり関係ない事はわかっているのですが、それでも考えてしまうのです。つまり「羽毛田体制のまま、いまでも歌手を続けていたら」ということです。
そんなことを想像せざる得ないほどに、柴田淳の歌は圧倒的にうまかったです。明らかに意識的に自らの歌唱力を鍛え上げています。シンガーソングライターだから歌が適当という意識はありません。そして困った事に曲も抜群にいいです。それを支える羽毛田丈史と松浦晃久のアレンジも良いです。それにしても初期の柴田淳の楽曲の編曲を手掛けた坂本昌之が、今、鬼束ちひろの編曲を担当しているのだから、業界って狭いですね。
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