生のtofubeatsを観てきました。当然ライブではないし、DJ音源を聴いていたのである程度予想はついていたのですが、やっぱり旬の人を見ておきたかったのね。ただ今回は「申し訳ないと」のGuest DJという位置づけだったので、以前から聴いていたこの音源とは違う覚悟はしていました。


 パーティの開始時刻は23:00。共演はミッツィー申し訳(取締役)、A*key (トキメキ★ハイスクール)、DJ WILDPARTY、D-YAMA、LinQ、小桃音まい、DJ \(^o^)/(詩人)。タイムテーブルは非公開で、まさかtofubeatsが初っぱなから出てくるのは無いにしても、アイドル組が先かMaltine Record組が先かすら想像できなかったので23:30には会場にいました。アイドルソングっぽい曲をかかっていて、この時点で長丁場になりそうな予感がしました。

 それからは正直生き地獄。だってアイドルに興味ないし。23:30から3:00頃までは死んでいました。彼女たちのことを知らないし、曲も良くない。パフォーマンスは凄かったです。ダンスはうまいし、煽りも上手。だけど絶望的なまでにアイドルソングが濃すぎて馴染めない。まあ嗜好の問題だけど、どうしてアイドルソングってあんなにテンポが速くて明らかにリップシンクに頼ったパフォーマンスに特化するのか理解ないです。普通に下手でも歌の方が良いのに。やっぱりライブ感が大事なのかな。わからん。ライブ感を重視すると、一見さんにはツラいことになるのはロックもアイドルも同じ。普遍性って大事だと思いました。

 3:00頃、DJ WILDPARTYが登場しMaltine Record組がスタート。ただし直前がアイドルイベントだから、選曲が超がつくほどJ-POPど真ん中でひきました。ポルノグラフティ、pizzicato five、Mr.Children、くるり、Kinkikids、そしてサザンの「TSUNAMI」をクラブで聴くことになるとは。しかもスピーカーが最悪。もう帰りたかった。ただまあフロアは盛り上がっていたのでそう思う自分のようなお客は少数派だと言うことは確かだけど。

tofubeats


 念願のtofubeats。直前のDJ WILDPARTY、そして申し訳ないとの性質上、J-POP、歌謡曲的な選曲が多かったです。基本的には自分が手掛けたリミックスを流しつつ、繋げるスタイルだと思います。tofubeatsのRemix等で特徴的な、音を刻んで貼付けるエディット感を堪能した感じです。やっぱりリズム感がすごく独特なアーティストだと思いました。

 中盤から「SO WHAT!?」や「m3nt1on2u」をかけていたけど、音量・音響の性質上音が割れまくって、仮谷せいらの声がマッチョに聴こえる仕上がり。千年の恋も冷めるよ。何度も繰り返し書くけど、フロアはすごく盛り上がっていました。WILDPARTYが何度も登場して煽っていたし、フロアに降りて踊っていたのを見て凄いバイタリティーだなあと。でも自分は正直冷めきっていました。まあmoleに音を期待する方が間違っているのかもしれないけど、これなら家のPCスピーカーで聴いた方が良いレベル。最後の方でソカバンの「ロックンロール tofubeats remix」が聴けたのは良かったけど。

 というわけで4時半くらいに退出。パーティ系のDJイベントは苦手だなーと思った夜でした。