
メリークリスマス!って言っていいのは25日だっけ?まあいいや。今年の音楽のベストです。邦楽、洋楽をごちゃ混ぜにして好き勝手に選んでいます。だって今時、海の向こう側という理由でDOMESTIC/OVERSEAとか分けるなんてかっこ悪いでしょ?俺、北海道人だからすべて海の向こうだよ。冗談はともかく、今年自分が聴いた音楽の中から良かったものを50枚+αを選びました。どれも好きな作品です。音源リンクも張ったので遊んでって下さい。メリークリスマス!良いお年を!
50 ALBUMS
50位 GRAPEVINE『愚かな者の語ること』
49位 川本真琴『願いがかわるまでに』
48位 Peace『In Love』
47位 delofamilia『Archeologic』
46位 スカート『ストーリー』(2011)
45位 黒木渚『黒キ渚』
44位 The Strokes『Comedown Machine』
43位 ONE OK ROCK『人生x僕=』
42位 Rhye『Woman』
41位 Laura Marling『Once I Was An Eagle』
40位 INO Hidefumi『New Morning』
39位 タルトタタン『グーテンベルクの銀河系』
38位 Best Coast『Fade Away』
37位 Various Artists『あまちゃん 歌のアルバム』
36位 Ikkubaru『Hope You Smile』
34位 清竜人『KIYOSHI RYUJIN』
33位 きゃりーぱみゅぱみゅ『なんだこれくしょん』
32位 Paul McCartney『NEW』
31位 Paramore『Paramore』
30位 やくしまるえつこ『RADIO ONSEN EUTOPIA』

ソロ名義のナンバーをソロ名義のまま新しい相対性理論のメンバーで演奏するというコンセプト。実際のところはバンド練習みたいなものだったと思うけど、結果的に相対性理論とソロの違いが明確になった。これによって彼女の中で相対性理論が相対化され、それが『TOWN AGE』を生み出したのだと思う。こちらは自由度が高くて普通に楽しく聴ける。「ノルニル」は変わらず名曲。
>>> YouTube / やくしまるえつこ「RADIO ONSEN EUTOPIA」webcm - ノルニル
29位 環ROY『ラッキー』

KREVA以降の日本のラップはほとんどわからないけど、大雑把に言うと「J-POP化が進んだもの」と「そうでないもの」に分かれ、それぞれの場所で連帯感が生まれた感じがしていた。厳密に言うと違うのかもしれないけど。でも環ROYはあまりヒップホップの枠にとらわれず、今回のアルバムも三浦康嗣、蓮沼執太、Himuro Yoshiteru、戸高賢史、ゴンドウトモヒコという畑の違う人のトラックを揃えて、結果、都会っぽくて良かった。
>>> YouTube / 環ROY「ワンダフル」MV
28位 二階堂和美『ジブリと私とかぐや姫』

なんていう曲を書くのだろう。なんていう歌を歌うんだろう。ジブリの主題歌という課題を、しかも高畑勲の最終作になるであろうハードルを、恐ろしいことに作品さえ超越してしまうかのような大名曲を書いてしまった。そして同時にそれを題材に歌ともつかないような自由自在の声の表現で暴れまくっている。
>>> YouTube / 二階堂和美「いのちの記憶」
27位 EGO-WRAPPIN'『Steal a Person's Heart』

これはエゴにとっての冒険作。菅沼雄太を迎えて3人で制作された曲が中心。結果、適度にゆるくてハッピーエンドになった。今まではわりと完璧主義的なところがあったし、それはそれで雰囲気を作っていたけど、それでも今回のアルバムは次のエゴを予感させるのが良かった。
>>> YouTube / EGO-WRAPPIN'「水中の光」@2012.12.24東京キネマ倶楽部
26位 奥田民生『O.T. Come Home』

ユニコーンやコラボに勤しんだ後はおひとり様で。ロッキング・オン・ジャパンとかの媒体が印象操作しているからみんな間違うけど、これは相当コアなアルバムだと思う。相当聴きこまないと良さがわからない。即効性はゼロ。でもずっと聴いていたらある日突然刺さる。ROの兵庫さんや山崎さんは普通に年齢的にオヤジだからすぐにわかるのだろうけど、10代、20代前半とかが聴くアルバムじゃないよ。
>>> YouTube / 奥田民生「風は西から」MV
25位 サカナクション『sakanaction』

今だから言えることだけど、サカナクションはエレクトロニカとかテクノをJ-POPの手法で歌謡ロックに再構築するだけで良かった。なぜなら山口一郎の歌が思った以上に強く響くから。でもバンドのテクノにおける承認欲求が思った以上に強くて、おかげでサカナクションはロックどころじゃなくなったのが今作。ノレないから普通に嫌いだったけど、冬に聴いたら案外悪くなかった。ゾンビみたいな作品だけど。
>>> YouTube / サカナクション「ミュージック」MV
24位 Perfume『LEVEL3』

もうPerfumeに振り回されることに疲れた。アイドルとアーティストの境界線を行ったり来たりしながら繰り返される壮大なJ-POPとテクノ共存の実験。『⊿』に続くエレクトロの第2フェイズ。格段に良くなったのはわかるけど、やっぱりJ-POPサイドのPerfumeの方が魅力的だと思う。でも、だとすればボーカル・エフェクト&リップシンクの存在が面倒。そろそろ生声解禁してもいいと思うんだけど、そうすると踊れなくなるし。「1mm」は超かっこいいし、シングルも好きなんだけどね。特にB面。
>>> YouTube / Perfume「1mm」MV
23位 AlunaGeorge『Body Music』

エレクトロニカだとか、ポスト・ダブステップだとか、R&Bとか色々呼び名はあるけれど、やってることはJ-POPと変わらない。つまりはアングラをポップに再構築すること。上澄みを掬い、シーンにインパクトを与える作品に昇華すること。サカナクションがやってることと同じ。でも普通にカッコいい。クール。
>>> YouTube / AlunaGeorge「You Know You Like It」MV
22位 Shiggy Jr.『Shiggy Jr. Is Not a Child.』

ようやく相対性理論が成仏できたというか、もちろんインディー界隈周辺においては単なる相対性理論のフォロワーにとどまらない女性ボーカルのバンドもあったけど、真正面からJ-POPに殴り込みをかけるだけの技量を持つバンドはなかなかなかった。山下達郎を起源とする日本のインディー・ポップの要素がふんだんに積み込まれながら、YUKIとかいきものがかりが好きそうなJ-POPファンにまで届くようなポップ感がたまらない。
>>> YouTube / Shiggy Jr.「Saturday night to Sunday morning」MV
21位 fun.『Some Nights』(2012)

日本人を勝手に代表して謝ります。「We Are Young」を「伝説のヤングマン ~ウィー・アー・ヤング~」と邦訳して売りだしたワーナーに代わって。アルバムタイトルは『サム・ナイツ~蒼い夜~』としていることも。でもそういう意図的にダサすぎるタイトルを付けてでも売りだそうとするレコード会社の姿勢は正直買ってます。だってこれ泣けるもの。最初はQUEENそのままだと思ったけど、ちょっとそれとは別個の感動というか。「Carry On」を聴くと音楽は素晴らしいなーと思うし、安易な懐古趣味だということはわかってるんだけど、抗うの無理っす。
>>> YouTube / fun.「Carry On」MV
20位 HAIM『Days Are Gone』

「Falling」や「Forever」のようなインディー・ロックとエレクトロの交差点のような珠玉のナンバーを歌いながら、気がつけば「The Wire」のようなハードロックとカントリーの交差点のようなオヤジ趣味丸出しの曲を作ってしまうところが限り無く厄介なハイム家の三姉妹。ただ別方面でそれで喝采を浴びてるのも事実で、もうかっこいい女子なら何をやってもかっこよくなるんだなーとひれ伏す次第です。
>>> YouTube / HAIM「Forever」MV
19位 Melt-Banana『Fetch』

POLYSICSをが5倍くらいぶっ飛んだらこうなるのかな。ジャケットは射精そのまんまだし、実際早漏すぎじゃないというくらいアゲアゲだけど、ハードコアノイズなわけだから歌謡っぽさは皆無。海外のロックメディアがメルトバナナとかボアダムスとかギターウルフしか未だに評価しない現状は正直どうかと思うけど、こういう圧巻としかいいようなアルバムを出されると他が目立たなくなるね。
>>> YouTube / Melt-Banana「The Hive」MV
18位 David Bowie『the Next Day』

突如復活の御大。今までジギー・スターダストしか聴いてない不勉強な20代男ですが、こんなに狂った人だとは知りませんでした。「If You Can See Me」、それから「The Stars (Are Out Tonight)」のMVの狂いっぷりがたまりません。
>>> YouTube / David Bowie「The Star」MV
17位 豊田道倫『mtv』

銀杏BOYZ、カンパニー松尾、川本真琴。個人的に気になる人たちの中心にいる豊田道倫の音楽をようやく聴くことができた。イメクラで赤ちゃんプレイしながらマイブラを聴いて、バイクで旅に出る。そんな感じのアルバムです。
>>> YouTube / 豊田道倫「あいつのキス」
16位 Foals『Holy Fire』

今までレディへの二番煎じだと思っていたんだけど、思った以上に男臭いバンドだとわかって魅力5倍増です。
>>> YouTube / Foals「My Number」MV
15位 CAPSULE『CAPS LOCK』

中田ヤスタカが渋谷系でもハウスでもなく、エレクトロニカをやったらこうなった感じ。割りとポップだけど一筋縄じゃない。多少アンビエント的なところもある。こしじまさんがこの振り幅にきちんと付き合ってくれるところが腐れ縁っぽくて微笑ましい。
>>> YouTube / CAPSULE「CONTROL」MV
14位 Ropes『usurebi』

ART-SCHOOLとdownyのメンバーで結成されたバンド、KARENの解散から早4年。アチコの歌をずっと待っていた。この人の声にはギターが似合う。KARENの時は凛とした佇まいをして歌っていればよかったけど、戸高賢史との二人体制になった今、格段に歌の技量が問われる体制になった。そのハードルを軽々と超えるような歌。そして名曲「SNOW」。待っていてよかった。
>>> YouTube / ROPES "SNOW" LIVE AT KABUKICHO FURINKAIKAN NEW JAPAN
13位 Washed Out『Paracosm』

チルウェイヴの楽園。前作のベッドで抱き合うジャケットからお花畑の楽園。安易過ぎて笑っちゃうけど、そういうの好きだよ。考えてみたらJames Blakeの真逆。開放的で、明るい。日本だとエレクトロは基本夜の住人が多いけど、そもそもどうしてこういう人は少ないんだろ。やっぱりエレクトロニカ自体が夜の音楽の歴史の中で発達してきたのかもしれない。そういう意味でWashed Outは異色なのかも。前作のジャケットもベッドルームだったけど光が射していた。
>>> YouTube / Washed Out「It All Feels Right」MV
12位 m-flo『NEVEN』

地味ながら今までで一番おもしろいアルバムだった。ダブステップ以降の重低音をm-floなりに消化した上で遊び心を出し始めた作品だと思う。ただ流行に乗りすぎているので10年後聴くと「魂売ってるなー」感が半端ない可能性はある。加藤ミリヤが歌った『LOVER』は本当に素晴らしかった。
>>> YouTube / m-flo『LOVER』MV
11位 Post Modern Team『Post Modern Team』

全部無料で聴けてしまう日本の最高のインディー・ロック・アルバムです。一応OTOTOYで販売しているけど、Bancampで全曲フルで試聴できます。太っ腹なのか何も考えてないのかさっぱりわからないけど、困ったことに全曲いいです。岸田剛のロックの理想を鳴らしたような作品。誰でも楽しめるものに仕上がっているのが素敵。
>>> Bandcamp / POST MODERN TEAM『POST MODERN TEAM』
10位 Daft Punk『Random Access Memories』

途方も無いお金と手間と人材を費やすことで完成したディスコ・ミュージック絵巻。パーティ感をバージョンアップするのではなく、ディスコ・ソウルの歴史に2013年に向きあうという意味で極めて重要な作品だと思う。ただ一方で、なんて贅沢なことをやったのかと。要は文化的事業を口実に子供の頃に自分たちが聴いていた伝説的なミュージシャンと一緒にありえない音楽的体験を創りだすという、ただの夢を叶えちゃったという話。そしてそれが成功を収めたということ。出来過ぎた話でつまらん。でも確かに超良かった。グラミーに出るんだってさ。
>>> YouTube / Daft Punk「Get Lucky」
9位 相対性理論『TOWN AGE』

「上海an」と「BATACO」のキレっぷりは過去最高レベル。そりゃあ『ハイファイ新書』の頃が一番尖っていたし、真部脩一だっていた。でも1stと3rdの出来を軽く突っ切るくらいぜんぜん違う方向に進みだしたことがわかる。やくしまるソロとは明確に違う、相対性理論を続ける決意。メンバーが変わって良くないという耳の腐ったボケカス共はもう音楽を聴くのやめればいいのに。
>>> YouTube / 相対性理論「YOU & IDOL」
8位 住所不定無職『GOLD FUTURE BASIC.』

「こんな捨て曲が一切ないオールキラーチューンを作るなんて!」というのは住所不定無職にとってごく当たり前という恐ろしいヘタウマバンドなんだけど、どうしてここまで楽しいことを次々に発掘できるのか。そして躊躇しないのか。もうその気持ちだけでご飯3杯行けそうなくらい大好きです。
>>> YouTube / 住所不定無職「IN DA GOLD,」MV
7位 Arctic Monkeys『AM』

偉大なる1stアルバム『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』の良さが1mmもわからず、その後の『Favourite Worst Nightmare』も「Brianstorm」しか聴かないほどに相性が悪かったんだけど、いつみてもライブはあまりにすごくて口が空いたまま塞がらなかった。でも音源はいつになっても退屈。それがようやく覆ったのが今作でした。それこそ日本だと畠山の馬鹿にすぐパクられるような早漏感が改善し、かとおもいきや遅漏すぎて冷める凝り過ぎの作品になったりと両極端なお猿さんたちはようやく丁度イかせるバランス感覚を手にしましたとさ。ジャケットもクールで超いいよね。
>>> YouTube / Arctic Monkeys「Do I Wanna Know?」MV
6位 tofubeats『lost decade』

仮谷せいらや南波志帆という飛び道具はあるけれど(あれは卑怯だよね)、正直ここまで自分をさらけ出す音楽家だとは思わなかった。基本的にはアゲアゲなパーティメイカーだと思っていたし、その面を楽しんでいるに決まってるけど、本質的にはJames BlakeとかFrank Oceanとか清竜人とか、まあ誰でもいいけど、尻の穴まで己をさらけだすタイプのアーティストだと思う。そのことに驚いた。デビューしたてにもかかわらずここまで率直にさらけだす人は、他には日本人だと宇多田ヒカルくらいしか知らない。とかいいつつ僕が一番好きなのは彼の外仕事で、来年くらいにSMAPとかの曲を書いてそうだなーって思ってる。
>>> YouTube / tofubeats「touch」MV
5位 電気グルーヴ『人間と動物』

リリースから3年以上経っていることを考えると「Upside Down」が収録されるとは思わなかった。それだけでもうれしいのに、今回は全部歌モノ。そして「全体で50分以内/BPMは125で統一」という制約。歌モノはやっぱり聴いているだけで楽しいけど、それよりも踊れる仕上がりなのがうれしい。サウンドも卓球ソロに求めるテクノの要素が大体反映されているのに、きちんと電気っぽくなってる。こんなアルバムを聴けるなんて夢みたいだ。「死ぬほど踊れる」と「死ぬほど歌う」が同居した、歌とダンスミュージックと融合の究極系みたいなアルバムだと思う。
>>> YouTube / 電気グルーヴ「Upside Down」MV
4位 My Bloody Valentine『mbv』

22年ぶりの帰還。今が2013年であることさえ曖昧になるかのような密度の濃いノイズ。「楽しくない」とか「踊れない」という凡百のロックバンドへの批判を笑い飛ばすかのような圧倒的な恍惚。これはもう麻薬だと思う。僕らはマイブラに依存して生きていた。これにかぎらず、ロックナンバーの高揚感とかアイドルソングがもたらすファンタジーに日々を慰められ、そこに自己を投影し、ある種依存しながら僕らは生きている。でもその場所からはいつか卒業する。次の対象を見つけるからだ。でも22年もの間、マイブラの代わりはあらわれなかった。
>>> YouTube / My Bloody Valentine「only tomorrow」
3位 高橋徹也『大統領夫人と棺』

あとで書きます。高橋徹也、7年ぶりのアルバムです。本当に凄いです。
>>> mona record / 高橋徹也『大統領夫人と棺』
2位 lyrical school『date course』

このアルバムのリリスクはいい意味でアーティスト側の思惑を超えていると思う。もちろんアイドルへの楽曲提供とアーティストのソロ名義の曲を比較するのはそもそもの狙いが違うから無意味なのだけど、僕が言いたいのは、本来的にこの楽曲はここまで楽しくなるのを想定していたのか?ということ。tofubeatsは「PARADE」がここまで楽しくなることを想定していたのか?オカダダの「でも」は本来ここまで鋭かったのか?おそらく違う。彼女たちは化けた。変わることができたからリアルに楽しいし、寂しい。ただ不思議と痛みはない。なぜならこれはあくまでデートであり、彼女たちには帰るべき日常があるからだ。まあそういう設定なんだけど、でもアイドルでありながら《お家が一番のせいたくー》とか《ただいま!わたしの普通でかわいい日常たち》と歌うのは結構衝撃だったよ。
>>> YouTube / lyrical school「ひとりぼっちのラビリンス」MV
>>> YouTube / lyrical school「おいでよ」MV
1位 BUGY CRAXONE『いいかげんなBlue』

今年のベストアルバムはBUGY CRAXONEの『いいかげんなBlue』です。そもそも自分は前のアルバムが好きだったのだけど、まさかそれを軽く上回るアルバムを作るとは思わなかった。前作が「生き方」を提示したアルバムだとすれば、今回は「日常」を提示したアルバムだと思う。メジャーレーベルを離れ、自主制作を経験し、メンバーの脱退、そして復活。新しいスタイルを探求して見事花開いたのが前作『Joyful Joyful』だった。それからわずか1年。最初に公開されたMV「いいかげんなBlue」を見て正直爆笑した。遊んでる。いい年齢の大人が、一度はバンドの存続さえ危ぶまれた大人たちが音楽と戯れている。それに続くそしてキラーチューンの数々。
ここにロックの革新性なんて何もない。あるのはどん底を経験した(であろう。多分。俺が勝手に思ってるだけなんだけど)ミュージシャンの現在だ。日常を愛おしむだけでは食べていけない。札幌までワンマンのために長時間ドライブしてやって来るくらいだ。でも音楽は楽しい。そのことだけを突き詰めたシンプルでタイトなロックナンバー10曲。どれをとっても最高で無敵。来年もアルバム出すらしいけど、本当に楽しみ。
>>> YouTube / BUGY CRAXONE「すてきなクレイジー」
>>> YouTube / BUGY CRAXONE「いいかげんなBlue」MV
10 EP/SINGLE
10. Perfume『Sweet Refrain』
9. Cornelius / salyu × salyu『GHOST IN THE SHELL ARISE / じぶんがいない』
8. SMAP『Joy!!』
7. Say Lou Lou『Julian』
6. MISOLA『TRAIN SONG EP』
5. AKB48『恋するフォーチュンクッキー』
4. 北白川たまこ(CV.洲崎綾)『ドラマチックマーケットライド』
3. 中島愛『そんなこと裏のまた裏話でしょ?』

『マクロスF』じゃなくても、菅野よう子大先生の曲じゃなくても、中島愛はランカになれる。そう思わせてくれたのがこのシングル。特にB面のビッグ・ジャズ・ナンバーでもその魔法が遺憾なく発揮されていて最高だった。ROUND TABLEの北川勝利さん、ぜひアルバムでも1曲書いて下さいませ。そう思っていたらまさかの中島愛歌手活動休止。まじで?
>>>Xuite / 中島愛「Mamegu A Go! Go!」
2. LUNA SEA『Thoughts』

復帰後最初の音源「PROMISE」を聴いた時からかなり状態が良いことはわかっていた。そしてこの「Thought」で一気に過去を含めた最高到達点に立った。バンドの再結成の本当の醍醐味はメンバー各々の成長に伴う解散前超えを果たすことだけど、残念ながら僕の知る限りそれができたのはユニコーンしかおらず、LUNA SEAは2例目。最高。みんな少し老けたけど、元気でよかった。
>>> YouTube / LUNA SEA「Thought」MV
1. 坂本慎太郎『まともがわからない』

大根仁のドラマ『まほろ駅前番外地』を観る前からずっと聴いていて、ドラマを観たら観たでこの曲に救われている部分が結構大きかった。3曲とも良すぎて一年中聴いてました。
>>> YouTube / 坂本慎太郎「まともがわからない」
10 SONGS
10. Nahavand「Soul Dwells In Style feat.The Cigavettes」
9. Phosphorescent「Song For Zula」
8. Earth, Wind & Fire「My Promise」
7. 椎名林檎と斎藤ネコカルテット「IT WAS YOU」
6. Emma Louise「Freedom」
5. 曽我部恵一「バカばっかり」
4. Chromeo「Over Your Shoulder」
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