bugycraxone

BUGY CRAXONEの1年1カ月ぶりのニューアルバム『ナポリタン・レモネード・ウィー アー ハッピー』が6月18日にリリースされる。またここ数年サポートを務めていたヤマダヨウイチ(Dr)が加入した。

最近のブージーは大体1年ごとにアルバムを出していて、今回のアルバムはそのペースになってから3枚目の作品になるのだけど、もう傑作の予感しかない。ジャケットを見ただけでわかる。2012年の『Joyful Joyful』は朝のアルバムで、2013年の『いいかげんなBlue』は昼、そして今回の新作は夜。あまりに安易な決めつけだけど、夜の写真なのに光があふれてる。いつもどおり「レモネード」「クレイジー」の単語が並び、1曲目のタイトルが「いみがないから きこえない」。これこそがパンクだ。日々の喜びに満ちた音楽を鳴らしながら、ブージーのどうしようもなくパンクな部分がとうとう表に出てきた。

パンクとはわかりやすく国にNOをつきつけるものでもなく、また何から何までDIYを突きつけることでもない。パンクとはありとあらゆる束縛から人々を解き放つ魔法の力を持つ音楽だ。ここ数年のブージーはわかりやすいファッションとしてのパンクとは距離を置き、そして本来ミュージシャンが今こそ鳴らさなければいけないタイミングでハッピーな音楽を真っ当に鳴らした。そしてようやく本当の意味でのパンクロックが鳴らされる。そんな予感がする。

4月からライブ会場限定発売のCD『POWER』とDVD『POWERがでるMV』をどうにか入手したいので、通販もしくは配信の検討もぜひ。少し遅れて5月リリースでもかまわないので。


BUGY CRAXONE『ナポリタン・レモネード・ウィー アー ハッピー』

01. いみがないから きこえない
02. ナポリタン・レモネード・ウィー アー ハッピー
03. ナイス・ナイス・ナイス
04. のー ふらすとれーしょん
05. わかってきたよ
06. パレードだよ
07. GO GO シリアス
08. クレイジーがいっぱい
09. なんとなく Be happy
10. bye-bye song