
ランキングが出来上がって舞い上がっていたらきついニュースが入ってきた。
具体的な名称は伏せるけど、とあるアイドルユニットの初期メンバーで個人的にファンだった女の子のAV出演疑惑が持ち上がった。真相は不明。DMMの視聴映像ではとりあえず彼女は男優とキスをして腰を振っていた。僕は彼女の歌声が好きだった。
当然のことながらショックだった。しかし何に対して衝撃を受けたのかがよくわからない。ぶっちゃけ、人前でエッチしているという理由くらいで人を嫌ったりしない。むしろ自分はAV女優という職業は尊敬している。彼女たちのおかげで男子たちは犯罪に走らなくて済むのだ。だからアイドルや女優が誰と付き合ったり、誰とキスしていようが構わない。そんなことで嫌うような狭い範囲内でしか通用しない常識のほうが糞だ。
僕はこれから先、彼女の歌が聴けないことが悲しい。卒業が発表された時にその事実と直面し、そして今回のニュースで追い打ちをかけられたような気がした。彼女が誰を愛そうが、誰とエッチしようが、誰の子供を産もうが、そんなことはどうでもいい。彼女の歌声が聴けないという事実に再び向き合わなければいけないのがつらい。どうしようもなく悲しい。
でもまあ、せっかくAV女優になったんだから、むしろ元アイドルという属性を活かして売れまくって単体女優としてTSUTAYAのレンタルでコーナーが作られて、滅茶苦茶売れた挙句惜しまれつつ引退してTVでセクシータレントとしてデビューし、雑誌にコラムを書いて映画化されて、ネットの音楽メディアの社長と付き合って、それを公表して、今をときめく元AV女優ライターになって欲しい。そして「こんな時代もあったよね」といつか弾き語りで2012年の大名曲「10円ショップ」を歌って欲しい。
その頃までには僕もネットメディアの社長になれるようにがんばるよ。
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